||||||のお部屋

王手飛車取りねこまっしぐら!

いらない季節感

近年、さまざまな場所で「季節感」が失われている感じがします。
野菜はハウス栽培などでほとんど一年中食べられるし、魚なども養殖や輸入によって食卓に並ぶ時期が増えました。
冬に雪はほとんど降らないし、夏に蝉の声も勢いを失っている感じがします。
アイスは一年中販売しているし、昔は冬の代名詞だった「カキ」も、9月に入ると共に店頭に並んでいる。
コンビニにはすでに「オデン」のブースが設置されているほどだ。
…このように現実問題として「季節感」を演出するもののほとんどがその存在意義を失っており、もはや「四季なんてただの幻想」といっても過言ではない。
……にもかかわらず、なぜか「冷やし中華」はほとんどのお店で撤退し始めている…それはなぜ?WHY??
別に旬の食材を使用しているわけでなく、ざるそばだって一年中販売しているし、最近では素麺だって季節感が無い。
なのに、なぜ「冷やし中華」だけ「夏限定」なの??
意味がわからん。
……と、まぁここ数カ月ほぼ毎日「冷やし中華」で生きてきたおいら的には非常に納得のいかない仕打ちではあるのだが、「諸行無常」という言葉もあるように「盛者必衰の理」なわけである。
ていうか、ほんとに「冷やし中華」ってなんで夏限定なんですか?
ついでに「カールのカレー味」もどうして季節限定なんですか?
どうして?なぜに?WHY???
 
閑話休題
そんなわけで、思わぬところで「季節感の無情さ」を痛感したところでいつものゲームレビュー!!
「LEFT4DEAD」「BATMAN:ARKHAM ASYLUM」「DIRT2」
久しぶりな割に意外と本数少ないぞ!?
 
【LEFT4DEAD】
…そういえば購入したのは去年末ですが、レビューしてなかったよね?
てな訳で言わずと知れた「VALVE社」の新作FPS(2008年12月時点)です。
とりあえずまぁ、ゲーム内容的には「ゾンビであふれる街をたった4名の生存者が生き延びるために脱出地点を目指す!」というありふれたストーリーですが、実はこれ「そういう設定の映画撮影」という設定なんです(ああ、ややこしい《笑》)
内容は恐ろしくシンプルですが、相も変わらず「VALVEマジック」で恐ろしく出来が良いです。
普通のFPSのようにサクサク進もうとすると、すさまじいゾンビの群れに蹂躙されてしまうので、必然的に「4人のチームワーク」が問われるゲームになっています。
実際1人で歩き回ろうとするとどんなにFPS慣れしていてもさっくり死ねます。
その代り、4人が固まって協力すればかなり楽に進めることができるバランスになっています。
さらにこのゲームには「AIディレクター」というシステムが存在し、プレイヤーの行動をAIが評価して、敵の出現位置やアイテム配置位置などをリアルタイムで調整してきます。
つまり、プレイする度に違うシチュエーションが発生するというわけです。
また、「特殊感染者」という通常のゾンビとは違う敵キャラクターが存在し、それぞれユニークな役割分担がなされており、何度プレイしても緊張感のあるゲームが楽しめます。
まぁ、実際おいらも去年購入してから今でもちょろちょろプレイしていますしね、かなりお勧めのソフトです。
「VALVEのゲームにハズレなしぃぃぃぃぃぃ!!!」
 
【BATMAN:ARKHAM ASYLUM】
来ましたBATMAN。
キャラゲー史上初の「メタスコア90点オーバー(実際には92点)」でギネスにも載った神ゲーです。
実際かなりできがいいです。
おいらもすでにストーリークリア済みですが、全くだれずに勢いでプレイしました。
「アクション」「戦闘」「ステルスアクション」「パズル要素」と全体的に完成度が高く、世界観及びシステムにきちんとマッチしています。
特に戦闘は「操作は単純」なのに「奥深い」部分があり、エクストラモードで「戦闘だけのスコアランキングモード」があるのですが、かなり熱中しています。
ちなみにこの作品の戦闘は「格闘アクション」と「ステルスアクション」の2種が存在し、それぞれのシステムが自然と融合しているという秀逸なものです。
ゲーム中も「格闘アクション」の爽快感と、「ステルスアクション」の緊張感が適度にブレンドしていて飽きさせません。
それでいて操作はシンプルなので、ほんとに脱帽します。
まさに神ゲー
ただ、まぁボス戦は若干微妙……ああ、いや、つまらないわけではないですが、アクションバトルというよりも「パターン戦闘」の意図が強いので、一旦倒し方を理解してしまうと急に作業感が強くなってしまうところが少々弱点か?
ですが、特に気になるようなレベルではないです、作業感を感じるかどうかというところで終了するので……
その分アクション演出は多めになっているので、原作で有名な敵役と戦えるって事を考えれば十分及第点でしょう。
何よりボス戦はゲーム中もイベント的な扱いになってますしね。
ゲームの雰囲気は映画「BATMAN:DARK KNIGHT」に近いので、好きな人は迷わず買いです。
一応スクエアエニックスがローカライズするようなので、興味あればぜひ購入を!!
 
【DIRT2】
コリン・マクレーが事故で亡くなっててっきりシリーズも終了かと思いきや、しっかり続編出ましたね。
前作も秀逸でしたが、「RACE DRIVER GRID」で培った技術をつぎ込んでかなり素晴らしいものになったと思います。
実際基本的にレースゲームやらないおいらが結構プレイしてますし(笑)
まぁ、実際「車の挙動」とか「モデルの再現性」とか全然わからないのですが、ロードの体感の短さや、メニューデザインの秀逸さ、プレイヤーのモチベーションを保つ工夫など、なぜかもうちょっと、もうちょっとと続けたくなってしまいます。
けど「ラリーゲーム」だし、日本では知名度の無いタイトルだし、日本では売れないんだろうな……
レースげー好きならぜひ買うべし!
今回は本数は少ないが随分と「濃厚」なタイトルでしたな。
実際この3本は買って損なしと言えるレベルですね。
マジで日本のゲーム業界はやばい所に来ている気がします……
 
あなかしこ。

2009年9月16日 Posted by | ゲーム | コメントを残す